「さしすせそ」石川・能登の調味料

「さしすせそ」能登の調味料特集


【さ】
砂糖

じろ飴、松波飴
(さとうの代わりに米飴)

~奥能登の先端、松波の集落で500年続く伝統の製法で作られる、手づくりのじろ飴(松波飴)。500年変わらぬ伝統の味!
無添加の天然甘味料。米と麦だけで造られる米飴の中でも、「じろ飴」はさまざまなお料理に使えます。

【し】

のと珠洲塩、奥能登しお@石川県珠洲市

流下式塩田で作られる塩や、奥能登の揚げ浜塩田の海水塩。

【す】

純米酢 ラコルト能登島今川酢造@石川県七尾市

【せ】醤油・魚醤

enneいしり(旧・姫鱚いしり):メギスを原料とした魚醤

イカやイワシのいしる/いしりよりも、クセが少なくあっさりとしています。

【そ】味噌

かぶと味噌 高尾商店鳳珠郡穴水町
サクラ味噌 谷川醸造@石川県輪島市

 

日本の料理で使う調味料「さしすせそ」とは?

料理の「さしすせそ」とは、日本料理、とくに和食の味付けに欠かせない基本的な味付けの要素で、「さしすせそ」は5つの調味料の頭文字をとって、味つけする順番を覚えるためのゴロ合わせになっています。

これらの調味料は、それぞれに独自の味わいと役割があります。これらを使いこなすことで、日本の伝統的な料理の豊かな味わいを楽しむことができます。

・しょうゆは昔、「せうゆ」と書かれていたので「せ」
・「そ」は「みそ」。これだけ頭文字ではなく末尾!

+「酒(料理酒)」&「みりん」もお忘れなく!

調味料「さしすせそ」それぞれの役割って?

「さしすせそ」それぞれに役割があります。

「さ」砂糖の役割:甘み
・料理の旨味を増し、コクを出す
・料理に香りをつける
・食材をやわらかくする
・食材の臭みを消す

「し」塩の役割:塩味
・料理の味を引き締め、風味を増す
・料理の酸味をやわらげる
・殺菌、防腐、臭み消し
・食材をやわらかくする
・塩漬けにすることで、肉や魚の旨味を引き出す
・ぬめりやアク、水分を除く(食材の下処理)

「す」酢の役割:酸味
・料理に風味をつける
・料理の塩味を和らげる
・爽やかな味わいをもたらす
・タンパク質を固める
・食欲を刺激し、食事の脂っこさを中和する
・変色防止、漂白(食材の下処理)

「せ」醤油の役割:塩味、甘味、旨味
・味に深み、コクを与える
・料理の色付けや豊かな香り付け
・食材の臭みを抑える
・食材の保存性を高める

「そ」味噌の役割:塩味、旨味
・風味をつける
・材料の臭みを消す
・味にコクを出す
・味全体をまろやかに整える
・食材の保存性を高める

参考:知ってる? 料理の「さしすせそ」 調味料を入れる順番と役割、使い方|SATETO さてと 生活協同組合連合会 コープ九州事業連合